早川和湖 08T0454F

白い波形のオーナメントを幾枚も重ねるようにして配置することで、それを雲に見立てて、空の上にいるようなイメージで全体を制作した。
中央から下手に渡っては3段の段差があり、上手側にはその部分にはソファを配置する。
中央を空間として開けたものとし、番組の自由度を上げた。回によってはその開けた空間に出演者たちが出てきたりする。
点在する丸い物体は飾りである。
床、壁を真っ白にしたのは、回数を重ねるごとにポスターやフィギュアなど、各回のゲスト、題材にまつわるものを増やしていき、毎回変わったブースにできるようにとの配慮からであるが、画面の大部分が白であることは事実であるので、背景は映像を映し出すようにすることによって視聴者の視線を揺さぶる。映像は空の映像ではなく、宇宙やサイケデリックな模様がうごめくようなものとする。
<上手>

三人ほどの出演者の後ろのピンク色のものはソファとして配置。出演者の目の前にはテーブルがあり、後方が登場口となっている。
登場口は数あるオーナメントのうちの一つに作り、登場者はその裏に控えていて、紹介とともに出てくる。
<下手>

下手には大きなモニターが設置されており、出演者たちはそれを見て情報を得たり、それについて談義したりする。
<どんびき>

全体的に丸いイメージで、出演者たちを囲むような形ですべてのものを配置した。
ほとんどのものが白く、そして曲線を伴っていることで統一感をもたらし、アクセントとして色とりどりのボール状のものを配置。また、数枚のオーナメントを立体的に配置することによってできる影からも、奥行きを表現できるようにした。
この空間のメインは中央の開けた空間と、雲のようなオーナメントである。今回はそれを色をアクセントカラーだけにとどめて表現することにした。